奇小説置き場
2020/05/06
彼女の悩みを解決できるなら
「今日も、いい?」
ベッドに座る僕の隣に並び、すっと身体を寄せてくる真夏。
その手が僕の肩と膝に触れ、小さな柔らかい指の感触が伝わってくる。
腕に、彼女のその豊かな胸がむにゅっと押し付けられる感触。
「いや…それは、でも」
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入れ替わって1ヶ月ぐらいたった二人
「ね、ねぇ…」
おどおどした男子生徒が、クラスの中でもひときわかわいい女子生徒に話しかけている。
女子生徒は一瞬どうしようかなと、悩んだ仕草をしたあと、誰にも聞こえないような小声で休み時間に屋上で、と返した。
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