Author : danna (だんな) / danna_story
状態変化、TSF、獣化の片隅にひっそり生きてます。
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Permission : 月色世界


Boothにて支援商品を掲載しております
全品100円です。


[7月の作品] 憧れの少女のすべてを奪い取った結果 Booth
[8月の作品] ある日を境に訪れた、身体だけが徐々に入れ替わっていくお話 Booth
[9月の作品] 健康診断でレンタルボディ Booth
[10月の作品] 白い部屋 Booth
[11月の作品] 冒険者が魔物の身体にされてしまったお話 Booth
Boostしてお買い上げいただいた支援者の方にはここで厚くお礼申し上げます。

2019/10/22

魔法少女の身体がぬいぐるみになってしまって負けた話(終)

さんに頂いた絵を追加しました。

 毎日、毎日変わらない景色。
窓すら見えないこの位置は、夏がきても冬がきても特段変わらない。
たまに店の奥の方まで見に来た物好きな客の服装から季節を判別できるだけ。

たまたま見かけた店員さんのカレンダーから、私が人形となって50年以上たっていることがわかった。
…私も中々にしぶといものだ。

こんな人形にならなかったら今頃私はどうしていただろうか。
魔法少女は…多分引退してたよね。
卒業して、高校や大学へ通って…もしかしたら結婚して子供ができて…孫が生まれていたかもしれない。

2019/10/20

知能制限モノ

とある家の一部屋。

「ミサ」と書かれたネームプレート。
その部屋の主である少女はいま、頭を悩ませていた。

ローテーブルに座った彼女の正面にいるのは「リミ」。
クラス1…いや学校1の問題児といっても過言ではない不良な少女。
制服の前はブラジャーが見えるほどにだらしなく開け放たれ、スカートは下着を隠す気がないほどに短い。

「リミ…さん。その、勉強を教えてくれないと困るんだけど」
「えー…。もうそのままでよくない?めんどくせー」
「い、いいわけないでしょ!」

ミサは全国模試でも名前が出るほどに勉強のできる少女だった。
…昨日までは。
今、少女の目の前に置かれている本は「さんすう」とひらがなで大きく書かれた小学校に入学したばかりの子供が使うような、文字が大きく簡単な数字しか書かれていない教科書だった。

「あなたが教えてくれないと私がおぼえられないの知ってるでしょ」
「知ってるよ。教育実習課題の子供の立場になれるか、というやつだろ?」
「そうよ…」

子供がなにがわからないのかを根本から把握するのは難しい。
だが、新しい技術がそれを身を以て体験することができるようになったのだ。
将来教師や保育士になりたいと思う人は必須になっている課題だ。

ミサの首に巻き付いている小さな首輪。
細い線のようにしか見えないソレは、ミサの見た目や思考はそのままに、知能レベルだけを一定の年齢程度までに制限できるのだ。

ミサの設定ではいま6歳…小学生に入る直前の知能レベルになってしまっている。
この首輪をつけた途端、ミサの頭の中には濃い霧がかかったかのように物事が考えにくくなった。
そして「人に教えられた事」だけがその霧を晴らすことができるのだ。
自分でどれだけ本を読もうと、自習をしようとわからないものはその場では理解できても数分後にはまた学習前に戻ってしまうのだ。

その教育する立場として指定されたのが、この問題児リミであった。
初日にさっそく勉強しようとしているのだが、リミにはまったくその気がないように見える。

「明日、学校にいったときにこまるっていってるでしょ…」

ミサのベッドを勝手に使って横になっているリミ。

「それも何回も聞いたよ。この土日での途中発表だろ?同じ課題を受けてる他の子と一緒に」
「そうよ…このままじゃ私」

なにもできないまま学校へ出向く羽目になってしまう。

「っていってもなあ。私、九九も怪しいからなあ」
「ここにあるのは簡単な足し算なんですけど!」

大きな文字で書かれている数字は一桁と一桁の足し算。
今のミサはこの問題は指を使わなければ解くことができない。

「簡単なら自分でできるだろ?」
「それは…その…」

両手の指でできる分には問題がない。
だがそれを超える、繰り上がりが出てくると途端に解けなくなってしまう。

「昨日まで全国トップレベルだったヤツとは思えないアホっぷりだな」
「ち、違います。これはこの首輪のせいで」

不思議なことにこの足し算のやり方がすっぽりと抜け落ちてしまっている。
昨日まで培ってきたすべての知識が封印されたせいで、何をとっかかりにとけばいいのかすらわからないのだ。

「えーと、なんだよ。6+7…?」
「え、ええ。ろくと・・・7だから…」

指を折っていくと10になったところでピタリと止まってしまう。
…つぎはどうするんだっけ?

「10になったらとりあえずその10を紙に書いておけばいいんじゃないのか?」

リミのその言葉により、霧がわずかだけ晴れた気がした。
教科書のとなりに10,と書く。

「ごー…ろく、なな…」

残りの指を折る。
3だ。
つまり…

「じゅうさん!」

ノートにおおきく13、と書く。

「つぎよ、つぎ!」
「もういいだろ…?みんなそれぐらいだって」

そういうとリミはめんどくさそうに立ち上がりかばんを持って帰ってしまった。

「そんな…」

結局土日でミサが解けるようになったのは一桁+一桁の足し算だけだった。

---

リミは学校へ来ていない。
いや、むしろ週末に私の家にきてくれた事自体が奇跡だったのかもしれないけど。
途中経過の確認で、私は散々たる結果となった。

同じ体験をしている子達はみな、足し算は当たり前にできていて、早い子はすでに九九まで終わらせていた。
自分の名前の漢字や、住所などかけるようになっている子も多く、ひらがなすら満足にかけない私は最下位といっていいほどの進捗だった。

「では今日は小学1年生のクラス風景をロール・プレイしてみましょう」

首輪を外されること無く、私はそのままクラスメイト達と一緒に小学1年生の授業を受けることとなった。

(く…屈辱だわ)

授業についていけない、なんてことは1度もなかったミサにとって、理解できないまま進んでいく授業(しかも内容は初歩の初歩だというのに)が苦痛でしかなかった。

「ミサさん…あなたちゃんとこの課題をやる気があるんですか?」

教師が呆れた顔でこちらを見てくる。

「いや…ちがうんです。リミさんが…その」

教師役がサボタージュしているのだ。自分ではどうにもできない以上私に責任を求められても困る。

「リミさんだって立候補してあなたの教師役になってくれたんですよ?あなたが教えてほしいという熱意が足りないんじゃないですか?」」

え、リミが…立候補?
そんな馬鹿な。あんなに教える気がないというのに?

「そ、そんな。彼女は…」
「もう。今日1日で取り戻せるとは思ってないけど、課題は1ヶ月続くんですよ。少しでも追いつくように教えてもらいなさい」
「は…はい」

教師にされたことがない顔をされて、ミサの顔は赤くなった。


家に帰ると、当然のようにリミが部屋にいた。

「…学校に来なさいよ、あなた」
「いいじゃん別に。行ったら教師にお小言されそうだし」
「…わかってるじゃない。なおさら来なさいよ」

あなたのせいで今日1日みじめだったのよ、という言葉を飲み込む。
あまりここでリミを責めても仕方がない。なるべく機嫌を損ねずに勉強を教えてもらうしかないのだ。

「だ…だから。今日はちゃんと教えて?あなた、立候補したんでしょ?」
「ん?ああ、そうだね」

立候補しましたけどそれがなにか?という返事。

「進んでなってくれたんだから、ちゃんと勉強を教えてくれてもいいじゃない」
「あはは、嫌よ」

へ?…いまなんと?

「私がこのまま1ヶ月、何も教えなかったらどうなるかなーと思って」
「な…な…」

冗談じゃない。1ヶ月、まともな計算もできないまま、漢字もかけないまま過ごすなんて。
いや、学校の成績もそうだが、日常生活にも支障をきたす。

「普通にやってた1ヶ月で元の年齢程度まで学習できるんだっけ?課題の最後の方、楽しみだよな。みんなが高校生の知識レベルまで戻っているのに。本当なら一番優等生だったミサが落ちこぼれって」
「何を言ってるの。そんなこと許されるわけ無いでしょ。…このまま何もしないっていうのなら今から先生に言って担当を変えてもらうわ…」
「あはは。交代はできないわよ。私に教えてもらったことしか知識レベルが戻らないような設定をしてしまっていて、それは変えられないもの」

そういえば首輪をつけるときにそんなことを言われた気がする。
そのせいで今日の学校でのロールプレイ中、学んだはずの算数や漢字は頭の中の深い霧の中に埋もれてしまっていっている。

「まあ、さすがに何もやってないと強制的に変えられちゃうかもしれないから。少しずつ教えてやるよ。そうだな。今日は名前の漢字を教えてやるよ。1文字だけな」

2019/10/16

短編 無防備魔法少女

この世界に魔法少女は多く存在する。

その可愛らしくも美しい少女たちは、人類を脅かす魔人達を倒し平和をもたらす力でもあり、象徴でもあった。

2019/10/01

10月の支援作品です。

10月の支援作品です。

久しぶりにTSFではないお話となりました。
真面目な少女の容姿や口調が無様に変化させられ、最終的に怪しげな不思議器具まで取り付けられてしまうそんなお話です。

人気次第では後日談書きたい、と思ってます。
以下少しサンプル

ーーー

「…目を見てください。目」
「……目?それがいったいなんだって…ひっ」

一瞬見えたその恐ろしい光景に鏡を落としそうになる。
見慣れた自分の目。その中にある瞳孔。
その瞳孔が見慣れた黒ではなく、ピンク色に変わっていたのだった。
それだけではない。ほぼ円であるはずのその形は少しひしゃげてまるでハートマークのように変形していた。

「両目にハートをあしらってみましたっ」
「え……?なにこれ。こ、コンタクト?」

あはは、と無邪気に笑う佐伯さん。

「やだなあ、そんなチャッチな物を願うわけないじゃないですか。正真正銘、真壁さんの瞳孔が変化したんですよ。これなら持ち帰れるし、ずっとそのハートマークをつけて生活していくことができますね。あ、感情が高ぶれば高ぶるほど、瞳孔のピンク色は鮮やかになっていくんですよ!すごいですよね!」

冗談じゃない。こんな漫画みたいな目。

「あと、快感を感じた時に瞳孔のハートは数倍にまで大きくなりますよ!これでセックスのときに相手が悩むことはなくなりますね!」


https://dnstory.booth.pm/items/1589061