Author : danna (だんな) / danna_story
状態変化、TSF、獣化の片隅にひっそり生きてます。
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2018/07/29

能力解除


改変、お漏らし、オムツ系です。
耐性のない方はスルーしてくださいね。


私、最近何か忘れている気がする。
…いや、気のせいかもしれない。
でも…何かを自分から欠落しているような、そんな焦燥感がある。
気が付かないと取り返しのつかないことになるような…。
だがそれが何かわかることはなく、ただただ日が過ぎていく。

「おはようございます」

日直ということもあり、早めに教室へ入る私に挨拶をしてくる女がいた。

「………」

私は彼女をひと睨みしてから無視して自分の席へ向かう。
なぜ彼女がこんな朝早くに学校にいるのか。
朝から気分が悪くなる。

「…無視しないでくださいよお。前はあんなにお話してたじゃないですか」
「お話?あんたと会話したことなんてないわ」
「あー。そうですね。一方的にあなたたちが話していただけでした」

彼女はクラスでハブられている。
無視されるだけならよいのだが、教科書を燃やしたり、体操服を隠したり。
まあ典型的なイジメにあっているのだった。
私も自分がそうなりたくはないので周りに合わせる形で彼女に接している。
…しょうがないじゃない。誰だってあんな立場には落ちたくない。

「私、いまみなさんに復讐してるんですよ」

復讐。
物騒な言葉が出てくる。

「…じゃあ、殴り合いの為に待ち伏せしていた、のかしら」
「あはは、そんな直接的で野蛮なこと、私の人生が汚れちゃうじゃないですか。しませんよ」

飄々とした態度でのらりくらりとかわす彼女。
というかなぜ私なのか。

「復讐するなら私じゃなくてもっとリーダー格がいるでしょ」

クラスで彼女をハブろう、と言い出したクラスカースト上位の女子の名前を伝える。

「ええ、ええ。知ってますよ」
「じゃあそっちにしてくれる?」
「いえ、彼女達は昨日の朝、同じようにお話して終わってるので」

終わってる?
何を言っているのか。

「ああ、気が付いていませんでしたか。彼女たちの態度」
「態度…?」

そういえば昨日、彼女たちはなんとなくおとなしかったような。
いつもであればダラダラ残ってそこから遊び歩いて帰るというのに、まっすぐ帰宅していた気がする。

「で、今日はあなたの番なんです」

小さな、低い声でぼそりと伝えてくる彼女に私はすこし背筋が寒くなる。

「なにをする気?」
「…正確に言うともう終わってるんです」
「終わってる…?」

私は彼女に何かされた記憶はない。

「まあそうでしょうね。そう暗示をかけてるので。彼女達も気が付いてませんでしたし、お互い気が付くことも出来ないので」

この女は気でも触れたのか。
関わらないほうが良いのかもしれない。
私は日誌を取りに行こうと教室から離れようとする。

「あ、信じてませんね…しょうがないなあ。じゃあ、この動画を見せてあげますよ」

彼女の手元のスマートフォンが、ある動画を再生している。
この教室のようだが…。

「え…」

私と友達が映し出される。
私が教室で友達と談笑している風景だ。

それは問題ない。位置的に彼女が隠し撮りをしていただろう。
問題だったのはそのあと私はとんでもない行動をとったことだった。

友達と話していたのに、急に黙り込み、焦点の定まらない目になり、立ち尽くす私。
話をしていた友達はその行動に何も反応することなく、会話を続けている。

だが、私は談笑中にこんなことをした覚えはない。

「そうですかー?これ昨日のことなんですけどね」
「…昨日?」

動画右下に表示されているのは昨日のお昼。
…なにかのドッキリなの、これは…?

「あ、ほら、いきますよ」
「え…うそでしょ」

突っ立ったままの私は、おもむろにスカートをまくりあげる。
そこから見えたのは…。

「お、オムツ…?」

私はスカートの下に、パンツの代わりにもっこりと大きく膨らんだオムツを履いていた。
赤ん坊のオムツより一回りも二回りも大きなオムツは、足を閉じることも出来なさそうなぐらいだった。

身体をブルブルと震わせながら、1分ぐらいそのまま突っ立っている私を見て、嫌な予感が襲う。

(え…なに…?まさか…?)

「…な、なんなのこれ。なんのドッキリ?」
「悪戯じゃないですよお。ノンフィクション、事実、現実です」

動画の中の私の顔が無表情ながらもだらしなく緩んでいる。

しばらく続いたその光景のあと、動画の中の私たちはとんでもない言葉を発したのだ。

『りっちゃん、オムツ交換お願いしていい?』
『あ、出ちゃった?いいよー』

私は机の上に寝転ぶと自らオムツをクラスメイトのほうへ見せつけるようする。
一番の仲良しのりっちゃんがポーチからオムツを取り出す。

教室の中で、下半身を丸出しを気にすることなく、オムツを付け替えてられている私。
私は腰を浮かせて使用済みのオムツを取り除いてもらい、新しいオムツを敷いてもらう。
りっちゃんがぱっぱっとテープでオムツを止めた。

『 ありがと、りっちゃん』
『いえいえ、私の時もお願いね』
『もちろん』

りっちゃんは履き終えたオムツはきれいに折りたたみ、ポーチへ。
そして私たちは再び談笑に戻った のだった。

な、なにこの…異様な光景。
なんで私、教室なんかで…いやその前にオムツ…なんて。
よく見ると私のスカートはオムツのせいでこんもりと広がっている。
…いや、私だけではない。りっちゃん…違う、クラスのみんなのお尻が盛り上がっているのだ。
元々スカートが短くしていた子なんかはオムツが全部丸見えになってしまっている。 

私ははっとする。

「あ、気になりますよねやっぱり」
「………」
「どうぞ、確認してみてください」

私は両手でスカートをたくし上げる。
その下には先ほど動画でみた光景と同じものがあった。
手で触るとカサカサ、といった紙おむつが擦れる音がする。

「え、なんで…?」

信じられない。
だって、今朝だって私は起きてからちゃんと…下着をかえたはず。

能力。
彼女がいっていた言葉を思い出す。

「…これが能力ってこと?」
「あは、察しがよくて助かります。そうです」

彼女が見たこともないようなとびきりの笑顔を見せる。

「これらがあなた達に掛けた能力の正体です。下着の代わりに履く。学校ではトイレでする代わりにその場でオムツのなかにして、友達の交換してもらう。その間の記憶は失う。滑稽でしたよ。クラスの皆さんがみんなオムツを履いて登校してくるの。スカートの上からでも、見る人がみたら分かる膨らみをしてくるんですもん。あ、一応言っておくと、あなた達をみた先生や家族、一般人には軽い催眠がかかるのでおかしい、とは思われていないですよ。」

彼女はケタケタと笑う。

「……そんな」
「体育とかほんと笑いをこらえるの大変でした。スパッツが履けないからみなさんオムツ姿で運動してたんですよ。覚えてませんか?」
「…」

そういうと彼女は体育館の動画を再生する。
バスケットボールをしている子…いや見学をしている子も皆、白く大きなオムツを丸出しのまま体育に参加している。
プレイ中にはタイムがかかったかと思うと、選手が見学中の子にオムツ交換をしてもらっている異様な光景が映し出されていた。
 とても信じられないが、映像を見せられてしまうと絶望せざるを得ない。
彼女へ、こんなことをやめてもらうよう懇願する。

「あれ?これで終わりだと思いました?私へのイジメはこんなもんじゃすまないですよ?」

彼女の口から恐ろしい言葉が出てくる。

「私がやめてほしい、って言ったときにあなたはやめましたか?」
「…それは、その…ごめんなさいっ、ほんとうに…悪かったから…」

私は手で顔を覆う。
こんな醜態をさらしていたなんて、涙が止まらない。

「まあ、でも解除して差し上げてもいいですよ」
「え、本当…なの?」
「ええ。あなた達と違って私はやめて、といったらやめてあげる主義なので」
 「…その、ごめんなさい、本当に悪かったわ」
「いいえいいえ、構いませんよ」

そういうと彼女は手の平をこちらへ向けてくる。

「はい、解除しました」

途端に自分がオムツを付けている感触に違和感を覚える。
私ははずかしくなり内股になり(閉じられないが)、スカートの裾を引っ張り隠そうとする。

「あ、そんな急に」
「やめてほしいって言っていたので」
「それはそうだけど…」

「いま他の人に見られるとオムツを付けた女子高生って普通に思われちゃうので注意してくださいね」
「なっ…」

わたしは慌ててカバンの中を探す。
ポーチに予備で入れていたはずの下着は、代わりにオムツが入っている。

(と、とりあえず外したほうがましかも)

私はベリ、ベリとオムツを剥がす。
ノーパンになってしまうが、スカート越しに見る分には問題ないはずだ。

「あはは」
「…なに?」
「いいんですか?オムツ脱いじゃって…」
「どういう意味?」
「漏らしたらどうするんです?」
「漏らすわけないでしょう?!」
「へえ、だったらいいんですけど。もしかしたらオムツが恋しくなるかもしれませんよ」

…どういう意味だ?
とはいえ、変なの能力が解除されたのならもうこいつには金輪際、一切かかわらないほうがいい。
といあえずはコンビニにでも行って下着を…。
私は日直の仕事を放り出して、教室から離れようとする。

「ああ、そうだ」
「…なに?まだあるの?」
「この能力、いつからかかってたと思います?」
「いつから…?え、昨日じゃ?」

いや、違う。
見せてもらった動画がただ単に昨日のものだっただけだ。
私は思い出す。何かを忘れているんじゃないか、と思っていたことを。
なにか欠落しているのではないか、と思っていたことを。
それを感じ始めたのは…いつからだったか。

「…いつからやっていたの…?」
「あはは、その怪訝な顔いいですねえ。教えて差し上げましょう」


「1年前です」
「いっ…!?そんな前から!?」
「私がいじめられ始めたのはもっと前ですけど?」

持ち上がりでクラス替えがなかった私たちのイジメの標的も変わることがなかった。

「あ、気が付いてないみたいなんで教えてあげますけど」
「な、なに?」

これ以上、まだなにかあるのか。

「垂れてますよ、足」
「え…?」

言われて気が付く太腿から、たらりと垂れる生暖かい水。
私は気が付かないうちに失禁していたのだ。

「まあ、1年もオムツに垂れ流しの生活していたら膀胱や括約筋はバカになっちゃいますよねえ。作ったら即出る、の繰り返しなので一回の量は少ないですけど」

彼女に言われるまで気が付かなかった。
私の身体は溜まっている、出しているというシグナルすら出さなくなっていたのだ。

「じゃ、私は約束通り、能力はやめてあげましたので、あとはトイレトレーニング、頑張ってくださいねえ」
「えっ…?えっ…?」
「クラスのみんなもお漏らし仲間なんで仲良くやっていってくださいね」

そうか、昨日彼女たちがおとなしかったのは…そういうことか。
動画内の能力を解除されているはずの彼女達のお尻も少し大きかった。
元気がなく、浮かない顔をしていた。
あれは浮かないどころではなく、絶望していたのだと今ならわかる。
暗示は切れたけど、オムツを手放せない身体にされてしまっていたんだ。
「オムツ、外しちゃったけどいいんですか?もうすぐ人来ちゃいますよ~」

彼女は自分の席へ座ってこちらをニコニコと見ている。
私は先ほど抜いたオムツを手に取り、トイレへ走るしかなかった。

 「あなたのお友達のりっちゃんはまだ能力を解除していないので、オムツ交換してって言われたらしてあげてくださいねー」

彼女が教室から大声で何か言っていたが、私はそれどころではなく聞き取ることはできなかった。

―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

「今日もご飯だけ…?」
「う、うんごめんね」
「…お前、浮気してないよな?」
「し、してないよ…。ごめん、お母さんが体調良くなくて」
「そっか、ならいいけど…」

あれから付き合っている彼氏とのデートも夕方まで、という健全な物になってしまった。
薄型のパンツタイプのオムツを付けて、スカートを避け上半身はゆったりしたロング系で体形の隠れる服を着ているため端から見れば普通に見えるはず。
薄着を避けるようになってしまったので芋っぽくも見える。

とはいえ治るまでは彼氏の前で服を脱ぐわけにもいかず、何も言わないが険悪になっているのは分かる。


クラスの全員の能力が解除されてから数か月。
いまだに私たちはオムツを手放せない状態だ。
クラスの中ではどのオムツが薄くてバレないか、かわいいオムツがある、などという情報交換もされている。
みな、病院へ行ってもとくに解決はしていない。異常なし、との結果だ。
私はとうとう親にカミングアウトをし、家ではオムツ姿で過ごすことにも慣れてしまった。

いまだにクラスの中で一人もオムツ離れ出来た、とは聞かないのでもしかしたら彼女がなにかしているのではないか、という噂もあった。
とはいえもはやどうにもならない。
彼女はあのあとしばらくして転校をしてしまったのだ。
お別れの挨拶は笑顔で"おしっこ臭い教室はちょっと耐えられない"、だった。












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