自分としては一瞬の出来事だ。
目を開けたとき…気が付いた時に見えたのは病院の天井と、自分の口につけられていた呼吸器だった。
気が付いたら訳のわからない状態になって暴れた自分に気が付いた看護師さんが医者を呼び、全身を押さえつけられ…。
息を荒くしてぜぇぜぇ言っている私に、医者が言ったのだ。
「落ち着いて。あなたは、半年前に、事故にあったんですよ」
私は学校から下校して、いつものバスに乗って帰っていた。
そのバスが事故にあったらしい。
一緒に…そう、彼氏と一緒に帰っていた。
そうだ、朝人(あさと)は無事なのだろうか。
息を整えて落ち着かなければ。
「あの、彼…立花朝人、くんは無事なんでしょうか」
半年も眠っていたせいなのか、声が上手く出せない。
ガラガラのしゃがれた声で彼氏の安否を医者に問う。
私の言葉を聞いた医者が、看護師が驚いた顔をする。
その態度を見て私は最悪の結果を予想する。
うそだろう…死んでしまったのだろうか、いやそんなまさか。
しかし、医者が発した言葉は、私の予想をいずれも裏切ったものだった。。
「落ち着きなさい。君は無事だよ、朝人君」
2018/06/29
2018/06/27
2018/06/26
6月のBooth作品
6月の支援商品、青いリボンから始まる俺の人生を公開しました。
TSF&年齢退行物です。
高校3年生♂→1年生♀→2年生♀(ギャル)→…
と年齢や知能・知識が退行していきます。
1万文字程度で、お値段はいつもの100円となっております。
もしdanna_storyの創作活動を応援していただけるのであれば是非お願いいたします。
TSF&年齢退行物です。
高校3年生♂→1年生♀→2年生♀(ギャル)→…
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1万文字程度で、お値段はいつもの100円となっております。
もしdanna_storyの創作活動を応援していただけるのであれば是非お願いいたします。
2018/06/25
2018/06/19
2018/06/18
所有権の交換
彼女は最近不思議な感覚に襲われることに悩まされていた。
ソレが訪れる時間は決まっていない。
登校中や授業中、果ては家で寝る直前。
恐怖、不安、混乱…といった感情が全身を支配する。
時には何かを失ってしまった、そういう喪失感が彼女を覆っていく。
この感覚は時間にして一瞬…長くても数分で収まる。
あとは漠然とした暗い気持ちの残滓だけが残る。
実際に何かを失ったわけではない。
そう、失ったものなどないはずだった。
ソレが訪れる時間は決まっていない。
登校中や授業中、果ては家で寝る直前。
恐怖、不安、混乱…といった感情が全身を支配する。
時には何かを失ってしまった、そういう喪失感が彼女を覆っていく。
この感覚は時間にして一瞬…長くても数分で収まる。
あとは漠然とした暗い気持ちの残滓だけが残る。
実際に何かを失ったわけではない。
そう、失ったものなどないはずだった。
2018/06/11
TSFカップル
「お客様、おひとりですか?」
「あ、いえ…待ち合わせしてます…」
若干緊張した様子の少女はぐるりと店内を見回す。
見知った1人の女性を見つけ、指をさす。
「あ、あそこです」
「承知いたしました、メニューとお水をお持ちいたしますね」
「ありがとうございます」
「あ、いえ…待ち合わせしてます…」
若干緊張した様子の少女はぐるりと店内を見回す。
見知った1人の女性を見つけ、指をさす。
「あ、あそこです」
「承知いたしました、メニューとお水をお持ちいたしますね」
「ありがとうございます」
2018/06/05
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